AIを使ってキャッチコピーを作ろう!ChatGPTの使い方と注意点
投稿日:2025.06.02
AIの発展が目覚ましい昨今、チラシ作りにおいてもAIを活用する動きが活発になっています。とはいえ、最初はどう作成したらよいのか分かりませんよね。この記事ではChatGPTを使ったチラシやキャッチコピーの作り方、またその注意点をご紹介します。
AIでキャッチコピーを作るメリット
「コピーライター」という職業があるように、これまでキャッチコピーを作ることは専門的なスキルやセンスが求められるものでした。
しかし近年のAIの発達により、素人でも簡単にキャッチコピーを作ることができるようになりました。
人間がキャッチコピーを作る際、アイディア出しに時間がかかってしまったり、考え過ぎてスランプに陥ってしまったりすることがあります。
しかしAIの場合は指示を出すだけで、瞬時にさまざまなパターンのキャッチコピーを作成してくれます。誰でも、手軽に、短時間でキャッチコピーを作れるということが、AIを活用する大きなメリットでしょう。
AIへ指示を出す『プロンプト』とは?
AIでキャッチコピーやチラシを作成する場合、「どのような仕上がりにするのか?」という指示が必要となります。この指示のことを「プロンプト」といいます。
プロンプトという言葉は本来「促す(もの)」という意味の英単語ですが、AIを使うときのIT用語としては「入力や処理を促すもの」という意味で使われます。
理想通りのキャッチコピーやチラシを作成するためには、的確なプロンプトが必須となります。では具体的に、どのように指示を出せばよいのでしょうか。
(例)
『あなたはプロのコピーライターです。以下の条件に従って、〇〇という商品を宣伝するキャッチコピーを〇個作成してください。』
【条件】
- ・15文字以内
- ・消費者が思わず欲しくなるような魅力的な内容
- ・商品の特徴を分かりやすく伝える
- ・ターゲットは20代女性
プロンプトは的確かつ、具体的に出すことが重要です。具体性を高めるために、次のような内容を加えると、よりクオリティの高いキャッチコピーを作ることができるでしょう。
- ・5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、どのように)を示す
- ・文字数や文章構成を指定する
- ・質問の背景や文脈を示す
- ・期待する回答例を示す
- ・参考になる情報を示す
ChatGPTを使ってチラシを作ってみよう!
ChatGPTではキャッチコピーの生成だけでなく、画像やイラストの作成、さらにはチラシのデザインも生成してくれます。では実際にどのような手順で作ったらよいのでしょうか。
ステップ1:チラシの目的と内容を決める
まずは、チラシの「中身」を整理しましょう。次のような項目を明確にします。
- ・チラシの目的は何か?(例:イベント告知、商品PR、キャンペーン)
- ・ターゲット層は?(例:子育て世代、学生、ビジネスマン)
- ・掲載する情報の詳細(タイトル、日時、場所、価格、問い合わせ先など)
基本情報が整ったら、ChatGPTへ指示します。
(プロンプト例) 「〇〇のイベント用にチラシを作りたいです。日時は〇月〇日、場所は〇〇、ターゲットは〇〇。内容を考えてください。」
質問に対しChatGPは、指示に沿った内容を分かりやすくまとめ提案してくれます。
ステップ2:チラシの文章をChatGPT で作る
実際にチラシに掲載するキャッチコピーや説明文などの文章も、ChatGPTに指示を出し作成してみましょう。
(プロンプト例)
「20~30代男性向けの〇〇の宣伝用チラシに掲載するキャッチコピーと紹介文を考えてください。」
このように指示すると、商品の特徴やメリットなどをまとめた宣伝文句を自動で作成してくれます。
ステップ3:デザインをAIで作成する
ChatGPTにデザインイメージを指示することで、チラシのデザインを生成することもできます。しかしより高いクオリティを求めるのであれば、Canva(キャンバ)のようなテンプレートが豊富で視覚的にデザインを確認・編集できるソフトがおすすめです。
理想どおりに作成できないときは?
①何度も繰り返し修正を依頼する
できるだけ具体的に指示を出しても、思ったとおりの仕上がりにならないこともあるかもしれません。
内容が複雑であればあるほど、一度で完璧な回答を得ることは難しくなります。そういった場合はシンプル指示をもとに、得られた回答を深掘りし修正していく作業が必要となります。
何度も質問を繰り返し修正することで、より高いクオリティに仕上がっていくでしょう。
②質問の仕方を変えてみる
期待する回答が得られなかった場合、質問の仕方を変えてみることをおすすめします。日本語ではなく英語で指示をしてみたり、違った角度で質問してみたりするなど、繰り返し質問してみてください。
ChatGPTを使う際の注意点
とても簡単に利用できるChatGPTですが、その性質ゆえに注意すべきポイントがあります。どんなことに気をつけなければならないのでしょうか。
①個人情報や機密情報に注意する
ChatGPTはユーザーとの会話で得た情報を学習し、クラウド上に自動的に保存するという性質があります。
そのため個人情報や機密情報を入力してしまうと、他のユーザーやシステム管理者などに情報が流出してしまうリスクがあります。
ChatGPTを使用する際にはそういった性質を理解し、情報の取り扱いには十分注意する必要があります。
またChatGPTには、ユーザーが入力した情報を学習させないオプトアウト機能というものがあります。情報漏洩リスクが心配な場合はこういった機能を使用することをおすすめします。
②生成した画像の著作権に注意する
ChatGPTの提供元であるOpenAI社は、ChatGPTが生成した画像などのコンテンツには著作権をもたないとしています。そのためChatGPTで作成した画像はチラシなど自由に使用でき、著作権の侵害には該当しません。 しかし一方で、生成した画像が他社のものと類似している可能性はあります。他社のコンテンツの著作権侵害にあたらないか、注意して扱う必要があります。
③ChatGPTの生成する内容はきちんと精査する
ChatGPTはまだ発展途上であり、無料版はあくまで研究用のプレビュー版とされています。そのためなかには、不適切な表現や誤った情報を含んでいることがあります。チラシなど多くの人の目につくものに使用する場合は、内容が正しいか、適切であるかのチェックは徹底しましょう。
④専門性の高い質問には対応できない場合がある
ChatGPTは優れた機能ではありますが、専門性の高い分野については対応できない場合があります。
そもそもChatGPTが回答に必要な情報を学習していない場合、質問に答えられません。もしくは誤った回答になる可能性があります。そのため専門性が高い質問をするときには、内容が合っているかを確認する必要があります。
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