2020年9月の記事一覧
失敗しない「クーポン券付きチラシデザイン」とは?
ポスティングチラシで反響率をアップさせたい。そう考えた時に有効な手段の一つに「クーポン券」があげられます。
その一方で、クーポン券を付けたにもかかわらず、「反響がイマイチ」「クーポン券の回収率が低い」といった結果に陥るケースがあります。
有効な手段であるにもかかわらず、残念な結果になるには、いくつかの理由があります。
そこで今回は、失敗しない「クーポン券付きチラシデザイン」の注意点について解説していきます。
クーポンを目立たせる
まず第一に大切なのが「クーポン券」を目立たせることです。
投函されたチラシを見たとしても、クーポン券に気づいてもらえなければ、そのままスルーされてしまいます。これでは、どんなにお得なクーポン券だとしても添付した意味がありません。
だからこそ、ポスティングをするチラシのデザインで「クーポン券を目立たせる」ことが重要になります。具体的な目立たせる方法としては、以下の4通りです。
チラシの上部にレイアウトする
チラシを見るとき、人の目線は上部の左から右へと移り、次に斜め左へと動きます。チラシの右下隅にクーポン券をレイアウトした場合、目線の動きから最後にクーポン券が見られることになります。
クーポン券を印象付けたいのであれば、上部の左右のいずれかの隅にレイアウトしたいところです。ただし、チラシの上部となれば、デザインしにくいケースも考えられます。その場合はチラシの上部に「クーポン付き」と目立つように書き添えるなどして工夫しましょう。
赤色など目立つカラーにする
クーポン券を目立たせるためには、クーポン券を「赤色」や「オレンジ」など発色のいい色にするのがいいでしょう。
具体的な配色しては、「文字が白文字、クーポン券の背景色が赤色」「文字が赤色で、背景色が黄色」などが挙げられます。
チラシ全体とクーポン券の色を「反対色」にする
「赤色」や「オレンジ」など発色のいい色を使う以外にも、チラシ全体の「反対色」をクーポン券に使うのも有効です。反対色とは、対立する性質をもつ色同士を言います。たとえば、「青と黄色」「赤と緑」など、お互いの色を目立たせる組合せです。
割引内容の文字を大きくする
割引内容が英語表記や文字が小さいなど。これでは、目立たないのも当然です。
割引はクーポン券の内容として重要な情報ですので、読みやすく、大きな文字でデザインしたいところです。どうしても英語で表記したい場合は、太い書体にするなど工夫をしましょう。
お得感をわかりやすく伝える
美容室などのサロン店舗のポスティングチラシで良くあるのがオシャレなクーポン券。デザインが先行してしまいクーポンと認識しにくいケースがあります。
本来の目的を考えた場合、しっかりと「お得感をわかりやすく」伝えることが大切です。そこで気を付ける点について以下で解説します。
シンプルに「割引」=「お得さ」を伝える
美容室の場合、下記のようにお得さが伝わりにくい表記があります。
例)特別価格 カット3,900円 カット+カラー9,900円
価格を掲載することも大切ですが、このお店の標準料金から何円安くなっているのかが伝わりにくい場合があります。
その場合は、「カット 00%割引」など、お得感がストレートに伝わる内容にするのがオススメです。「00%割引」以外にも、お得さをストレートに伝える例としては、以下の通りです。
[クーポン券 内容例]
- 条件付きクーポン券
「学生限定! 00%割引」
「女性限定! 00%割引」
「60歳以上の方限定! 00%割引」
「5,000円以上のご注文をされた方限定 00%割引」
「3人以上での来店で00%割引」 - 期間/時間限定クーポン券
「平日限定! 00%割引」
「プレミアムフライデー限定! 00%割引」
「17時以降のご来店! ビール1杯無料」 - ワンコインクーポン券
「通常メニューをワンコインで提供します」
言葉を工夫する
クーポン券で使う言を少し工夫するだけでも効果が変わってきます。
たとえば、「粗品進呈」と書かれるよりも「無料プレゼント」の方が、お得に感じられます。
また、数字の書き方も同様です。
たとえば「2割引」と「20%off」。どらちも同じ割引率ですが、桁が多いぶん「20%off」の方が、割引率が良く感じられます。ポスティングチラシのデザインだけでなく、チラシに使う言葉の選び方・使い方にも注意を払いましょう。
クーポン券を手軽に使える工夫をする
せっかくのクーポン券も使ってもらわないと意味がありません。たとえばクーポン券が小さすぎたり、ハサミで四隅を切らないと切り取れないなど、面倒な工程があるようなチラシになるのは避けたいところです。
[工夫ポイント]
- 持参しやすいサイズにする (財布に入れやすい)
- 切り取り線(ミシン目)を入れる
- チラシそのものを持参してもらう (切り取り不要と書く)
反響率アップのノウハウなら、日本ポスティングセンターにおまかせください。
失敗しない「クーポン券付きチラシデザイン」は、いかがでしたか?
今回ご紹介した内容は、クーポン券についての注意点でしたが、日本ポスティングセンターには、反響率アップのためのポスティングチラシのアイディアが豊富にあります。
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ポスティングの反響率を上げたい方に以下の記事も読まれています!
反響率アップ対策に重要!ポスティングの「効果測定」方法
ポスティングをしたものの、「反響がイマイチ」「お客さんが来ない」といった悩みはないでしょうか。
ポスティングで思うような結果が出ない場合、様々な検討材料があります。チラシの配布エリア選定や配布方法、配布スタッフ、チラシデザイン…など。
より反響をアップさせるためには、検討材料の中から改善を行う必要がありますが、その際に確実に押さえておきたいのが「効果測定」です。
仮に効果測定を行わなかった場合、ポスティングをした後に来店されたお客様がいたとしても、投函したチラシによる効果なのかは疑問です。なぜなら、既存のお客様の可能性もあれば、ネットの口コミから来たお客様である可能性も考えられるからです。
どんなにポスティング方法を改善したくても、効果測定をしておかないと原因の究明ができないため対策が立てにくくなります。
こうした理由から、ポスティングを行う際は効果測定を行っておきたいものです。
では、具体的に「どのような効果測定の方法」があるのでしょうか。
主な効果測定方法としては、以下の通りです。
- 来店したお客様に直接聞く
- アンケートで確かめる
- クーポン、引換券を付ける
- 専用フリーダイヤルを設ける
- QRコードで専用ページへ誘導する
では、それぞれの方法を解説していきます。
ポスティングにおける5つの「効果測定」方法
来店したお客様に直接聞く
シンプルに「何を見て来店したのか」を直接確かめる方法です。
聞くタイミングとしては、予約時、接客時、会計時が考えられます。サロンなどの予約であれば、ポスティングチラシに「ご予約の際には、チラシを見たとお伝えください」と明記すれば、確認しやすくなります。
アンケートで確かめる
口頭で確認する以外に確かめる方法として、アンケートがあります。
質問項目の中に「チラシを見た」などの来店動機の項目を設定します。来店時・会計時などのタイミングで、アンケートの記入を促します。
クーポン、引換券を付ける
効果測定の方法として最も一般的な方法が、クーポンや引換券の添付です。
「このクーポンで〇〇%オフ」「チラシ持参でグッズをプレゼント」などのクーポンや引換券をポスティングチラシに盛り込みます。クーポンや引換券であれば、「回収=来店」としてカウントできるので、簡単に集計することが可能です。
さらに、お客様にとってもメリットがあるので、集客を促す効果もあります。配布エリア別に「色分け」をする等、工夫次第で精度の高い集計もできます。
QRコードで専用ページへ誘導する
最近では当たり前になっている方法が「QRコード掲載」です。通常であれば、QRコードから自社のWebサイトへ誘導します。そのため、自社のWebサイトのPV数・新規訪問者数・流入数などのアクセス数が上がっている場合は、ポスティングチラシの効果とも考えられます。ただし、それだけではポスティングチラシによる効果なのかが曖昧です。
そこで専用のWebサイト(ランディングページ)を設け、そのページへQRコードから誘導するという方法もあります。
この方法を取ることで、「専用のWebサイトのアクセス数=ポスティングチラシの効果」とほぼ一致するため、効果が計りやすくなります。
専用フリーダイヤルを設ける
専用フリーダイヤルを設けるのも、効果測定方法の一つです。専用フリーダイヤルを設置すれば、電話での予約・問い合わせはすべてポスティングチラシからのものとなり、効果を測定しやすくなります。
また、フリーダイヤルであれば、お客様にとってもメリットがあるので、気軽に問い合わせしやすくなります。専用フリーダイヤルでなくても、「ポスティングチラシ専用電話番号」も効果測定としては有効です。
最大のポイントは、効果測定を次に生かすこと
今回は、ポスティングにおける効果測定の方法をご紹介しましたが、より反響率アップを図るためにはもっと大切なことがあります。
それは、効果測定をした結果を次のポスティングに活かすことです。
始めてのポスティングチラシで反響が良かったのなら、何が成功要因だったのか。反響がイマイチだったのなら、何が原因だったのか。
常に効果測定をしながら分析し、ポスティングチラシやポスティング方法を改善していけば、反響率アップにつながるはずです。
戦略的なポスティングなら、日本ポスティングセンターにご相談ください。
配布報告の提出&作戦会議を実施
ポスティングの会社だからといって、チラシを投函するだけで終わらせない。
反響アップにつなげるまでが、日本ポスティングセンターの役割だと考えています。
そこでポスティングを行った後は、配布報告書を提出。さらに、反響アップに向け、お客様との面談を行うとともに作戦会議を実施しています。そのうえで、反響がでる配布方法・配布エリア選定などを検討し、改善に向けてご提案しています。
効果測定・改善方法のノウハウがある
日本ポスティングセンターでは、これまで当グループ会社で2000万部以上のチラシを配布。その中で効果測定におけるノウハウや改善方法を蓄積してきました。
たとえば、入力するだけで簡単に効果測定が可能な「広告効果想定シート」の送付や、これまでのポスティングノウハウをもとに「超辛口」で診断する「チラシ診断」サービスなど。
上記でお伝えしたこと以外の手段も含めて、効果測定について全力でサポートしています!
広告効果測定については、こちらのブログで詳しくご紹介しています↓
https://www.japan-pos.co.jp/news/post-1295/
超辛口!チラシ診断サービスについては、こちらのブログで詳しくご紹介しています↓
https://www.japan-pos.co.jp/news/post-1346/
この記事を読んで日本ポスティングセンターのポスティングに興味を持たれたなら、下記までお気軽にお問い合わせください。ポスティングの単価や配布エリアのご提案まで、丁寧にご案内しています。