チラシの反響率を上げる写真の選び方と注意点を徹底解説!

チラシの効果を最も左右するといっても過言ではないのが、写真の選び方。より反響率を上げるために、チラシのコンセプトに沿ったインパクトのあるものを選びましょう。チラシ作りに重要となる目を引く写真の選び方と注意点を解説します。

 

写真が第一印象を左右する

チラシにおいて、写真が与える影響はとても大きいものです。人は視覚から得る情報が約8割といわれるくらい、視覚からの情報に行動を左右されています。例えば食品のパッケージ。高級感のあるデザインに変えるだけで、売り上げも大幅に伸びたという事例があります。またフリマアプリでは、出品する商品の写真の撮り方によって、売れるかどうかが全く変わってくるそうです。またYouTubeでも、サムネイルといわれる画像の良し悪しによって再生回数に大きく差が出ると言われています。さまざまな場面で写真の効果と影響力が実証されていますが、チラシにおいても例外ではありません。逆にいえば、視覚に訴える写真にすることで、チラシの効果をあげることができるのです。

 

 

メイン写真の選び方

ではどのように写真を選べばよいのでしょうか。まずは最も目を引く、メインの写真を選びましょう。メインの写真は、一目でベネフィットを感じられるものでなくてはなりません。例えば食べ物の場合、新鮮さやジューシーさが伝わる、いわゆるシズル感のある写真を選びましょう。肉汁や湯気、野菜や果物の水滴などを演出することで、見ただけで思わず食べたくなるでしょう。またヘアケア用品の場合、さらさらつやつやなロングヘアの女性の写真が使われることが多くあります。「この商品を使うことで、こんな風にさらさらになれる」と、一目で伝わる写真にしましょう。自分にとってどのようなベネフィットがあるのか、分かりやすく伝えるのがメインの写真の役割です。

 

写真の効果的な使い方

同じ写真でも、加工の仕方次第でインパクトのある見せ方に変化させることができます。より伝わりやすい写真にするための加工方法をご紹介します。

不要な部分を削除する「トリミング」

画像の加工をするうえで代表的なのが「トリミング」。トリミングは被写体を拡大するなどして、不要な部分を削除・調整することをいいます。不要な部分がなくなることで被写体を強調させることができ、何を伝えたいのかが分かりやすくなります。複数の写真が並ぶ場合、トリミングで被写体の大きさを揃えることで、見た目もスッキリし視認性が高まるでしょう。トリミングは被写体の魅力を伝えやすくしますが、背景を削除しすぎると窮屈な印象になってしまうことも。人物をトリミングする時のコツとしては、関節で切り取ると自然な仕上がりになるでしょう。

 

安定感を出す「角版(かくはん)」と柔らかい印象の「丸版(まるはん)」

長方形や正方形など、四角い写真をそのまま使うことを「角版(かくはん)」といいます。角版は背景を含んでいるため存在感があり、客観的な事実を伝えるのに向いているでしょう。見る側に落ち着いた印象を与えます。一方で四角い写真を丸くトリミングすることを「丸版(まるはん)」といいます。丸版は一部を拡大させて切り抜いたり、被写体を強調するときに向いています。丸く切り抜いていることで柔らかい印象になります。角版と丸版を組み合わせてもよいでしょう。

 

被写体を強調する「切り抜き」

「切り抜き」とは背景など不要な情報を削除し、被写体だけを切り抜くことをいいます。被写体の輪郭どおりに切り抜くので形が引き立ち、写真に動きが出ます。切り抜きした写真を並べるとそれぞれの形が異なり、賑やかな印象にもなるでしょう。デザインのアクセントにも向いています。

 

迫力が出る「裁ち落とし」

「裁ち落とし」とはページの端いっぱいまで写真を配置し、余白をなくすことをいいます。そうするとページいっぱいに写真が広がり、チラシ全体に迫力を出すことができます。「裁ち落とし」の写真はメインとして使われることが多く、インパクトを出す・人目を引き付ける効果が期待できるでしょう。

 

 

写真を掲載する際の注意点

チラシ制作に欠かせない写真やイラストですが、自作の物を使用する場合以外は慎重に選ぶ必要があります。掲載する際に気を付けなければならないことをご紹介します。

著作権

著作権とは、美術や音楽、文章やキャッチコピーなど、制作したものを価値のある財産として保護する権利のことをいいます。チラシを制作する場合、写真やイラストを自分で用意するのなら大丈夫ですが、インターネット上などで掲載されているものを使う時には注意が必要です。他者が制作したものを勝手に使ってしまうと著作権の侵害にあたり、訴えられてしまう可能性も。制作者が分からないものは使わない方が賢明です。また制作者が分かる場合は、必ず使用許可を申請しましょう。インターネットでは、商用目的に画像・イラストの使用を認めている「商用フリー」のサイトもあります。フリーといっても使用するときは利用規約をよく確認し、使用元の撮影者名や取得元情報などを掲載しておくと無難でしょう。

 

肖像権

著作権が心配な場合、自分で写真を撮って使用すると安心です。しかしその場合も、注意したいのが「肖像権」。風景などを撮影した際に、第三者が写り込んでしまっている場合があります。許可を得ていない第三者の顔が映ったままの写真を使用してしまうと、肖像権侵害にあたる可能性が。背景などに映り込みがないかしっかり確認しましょう。

 

解像度・画素数

最近ではスマホのカメラでも高性能なものが多く、スマホで撮影する方もいるでしょう。そこで注意したいのが、解像度と画素数です。 解像度とは印刷の細かさを表すもので、1インチ(2.54cm)の中にどれだけドット(点)の数があるかによって鮮明さが変わります。フルカラー印刷であれば、画像解像度は300~350dpi(ドット・パー・インチ)程度必要でしょう。これより低いと拡大したときに、画質の悪さが目立ってしまいます。 また画素は画面を構成する最小単位で、色のついた細かい素片の集合体が画素数で表されます。ジグソーパズルのピースをイメージすると分かりやすいでしょう。単位はピクセルが使われます。画素数は高ければ高いほど鮮明であり、写真を拡大したときにもきめ細やかに映ります。ぼやけた写真はチラシのクオリティを下げるだけでなく、見る側も読む気をなくしてしまいます。チラシの写真のクオリティには注意を払いましょう。

 

 

反響率アップのチラシなら、日本ポスティングセンターへご相談ください。

日本ポスティングセンターでは写真の選び方はもちろん、チラシのデザイン、ポスティング投函方法など、反響率を上げることにこだわったノウハウが豊富にあります。 「自分たちでチラシを作って配布してみたが、反響がなかった」「どんなチラシにすれば効果が出るのか分からない」など、お困りのときはぜひ日本ポスティングセンターへご相談ください。 なお、いつでも無料にて「超辛口チラシ診断」を実施しています。 ぜひ、この機会にご活用ください。 チラシ制作以外でも、ポスティングの単価や配布エリアのご提案まで、ご案内しています。 またポスティングチラシにお悩みの方に、少しでもお役に立ちたくて「無料のチラシ診断」を実施中です。 診断後、強引なセールスは致しません。適正な診断を行いますので、安心してご利用ください。

「超辛口!!無料チラシ診断」の詳しい内容はこちら↓

~超辛口!!チラシ診断はじめました~

 

その他、ポスティングのお見積りのご依頼、お問合せはお気軽にどうぞ!

 

 

ポスティングの反響率を上げたい方に以下の記事も読まれています!

チラシデザインの基本!読みやすいレイアウトと差が出るポイント

チラシのデザインは、商品の印象や売り上げを左右するとても重要なものです。チラシの効果を最大限発揮できるよう、デザインやレイアウトの基本をしっかりと押さえましょう。また他と差をつけるデザインアイデアもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

チラシのデザイン・レイアウトの大切さ

チラシは手に取った瞬間から数秒の間で、捨てられるかどうかが決まります。その数秒で読む側の心をつかむかどうかは、チラシのデザインやレイアウトが大きく影響します。 相手にメッセージを届けるためには、このチラシは誰に向けたものなのかを明確にしましょう。性別、年齢、家族構成、趣味・嗜好など、ターゲットを詳細に絞ることで、それにふさわしい写真やイラスト、色使いやフォント選びが決まってきます。作り手側の好みで作るチラシではなく、ターゲットが興味を持ちやすいデザインであることが重要です。 またどんなに素晴らしい有益な情報が載っていたとしても、レイアウトが見にくければ読んでもらえない、もしくは読んでもらえても正しく情報が伝わらない可能性があります。伝えたい情報を整理し、スッと頭に入ってくる見やすいレイアウトであることを意識しましょう。

 

 

チラシレイアウトの基本とデザインのコツ

見てもらえるチラシにするにはどうすればよいのか、具体的なポイントをご紹介します。

載せたい情報を整理する

チラシを作り始める前にまずやっておきたいのは、載せる情報を整理することです。最初に情報を整理しておくことで、文言の長さや文字量が把握でき、チラシのレイアウトが決めやすくなります。また載せる情報を取捨選択することも大切。伝えたい想いや情報が多すぎて文字ばかりの羅列になってしまうと、読みにくく伝わらないチラシになってしまいます。あれもこれも載せたい気持ちはグッとこらえて、特にアピールしたい優先順位の高い情報だけを選びましょう。

 

文字や写真の端は揃える

読みやすいチラシにするには、文字や写真を揃えてレイアウトしましょう。あちこちに写真や文字が散らばっていると、どこから読んでいいのか分からず読み手にとってストレスになります。文字や写真の高さや幅を揃え、左右対称・全体に均一に分割されているときれいに見やすく仕上がります。

 

フォント・サイズの種類を統一する

フォントの種類やサイズは、多くても3つまでにしましょう。あまりにも多くのフォントや文字サイズを使うと、ごちゃごちゃした印象になり読みにくくなってしまいます。力強いシンプルなメッセージであればゴシック体、柔らかいエレガントな雰囲気を出すなら明朝体がおすすめです。個性を出したりポップな印象にしたい場合は、手書き風フォントなどもよいかもしれません。いずれにせよ、シンプルで分かりやすく仕上げることが大切。強調したい部分にフォントや文字サイズを変えることで、より情報が伝わりやすくなるでしょう。

 

文字は左揃えにする

見やすいチラシにするために、文字は左揃えに統一しましょう。人は文章を読むときに、視線が左上から右上、さらに左下から右下に移動していくと言われています。その視線の動線を「Zの法則」といい、この法則に合わせた配置にすると読みやすい文章になります。文章の始まりを左揃えにすることで統一された印象になり、より頭に入りやすくなるでしょう。 また、より効果的に伝えるには最も伝えたい情報を左上に置くことがおすすめ。人は最初に目に入る情報が一番記憶に残りやすく、インパクトを持たせることができます。左上におすすめの商品やキャッチコピーを置き、右下へ読み進めるなかで詳細な情報を盛り込むと、より記憶に残りやすい文章構成になります。

 

同様ジャンルの情報をグループ化する

情報が一目でわかるよう、メニューや金額など細かい情報はグループごとにまとめましょう。関連する情報ごとにまとめて配置することで、何を伝えたいのか分かりやすくなります。同じグループの情報を枠で囲ったり、色で分けたりするのもおすすめです。

 

 

見やすく・わかりやすいレイアウト

レイアウトやデザインの基礎が分かったところで、さらにもう一歩踏み込んだ伝わりやすいチラシにするためのポイントをご紹介します。

メリハリをつける

チラシを読む側は、全ての情報を読んでくれるとは限りません。一目で大切な情報が伝わるよう、メリハリをつけることが大切です。キャンペーン情報やおすすめ商品など、強調したい部分は目立たせるようにしましょう。例えばフォントを変える、文字を大きくする、文字や背景の色を変える、枠で囲うなど、コントラストをつけることで見やすく伝わりやすくなります。

 

余白をとる

チラシ作りでは余白も重要な要素の一つです。余白を効果的に挟むことで、見てほしい情報を引き立て強調することができます。また全体がスッキリするので、読み手側を「読もう」という気持ちにさせるでしょう。また余白は、デザインの一部としても存在感を発揮します。大きな余白のなかにキャッチコピーを置くだけでも、上品でおしゃれな雰囲気を演出することができます。外枠、文字と文字、文字と写真など、すっきりまとまるよう余白を意識してレイアウトしましょう。

 

色の配色比率を意識する

おすすめしたい情報がありすぎるがゆえに、あちこちに色を付けカラフルになってしまうことがあるかと思います。しかし色を使いすぎるとどこが重要なのか分かりにくく、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。見やすいチラシにするには、基本となる「ベースカラー」、強調させたい箇所に使う「メインカラー」、さらにメリハリを出したいときに使う「アクセントカラー」を決めましょう。そしてこの3色には、全体のバランスを保つ比率があります。

ベースカラー 70%

メインカラー 25%

アクセントカラー  5%

この比率を意識すれば、まとまった印象に仕上がるでしょう。

 

 

他と差がつくチラシデザインアイデア

チラシを読んでもらうことは第一歩ですが、さらに競合他社に差をつける印象的なチラシにするヒントをご紹介します。ぜひワンランク上のチラシにしてみてください。

写真を背景に使う

おしゃれな雰囲気を演出するなら、背景に写真を使うことがおすすめ。簡単にでき、一気にプロのような仕上がりになります。背景の写真は暗いものを選び、文字は目立つよう白や明るい色だとインパクトが出るでしょう。

 

ユニークな字体を使う

個性的で印象的なチラシにするには、ユニークな字体を使うのもテクニックのひとつ。遊び心のある雰囲気になり、文字そのものが主役になります。チラシの世界観に合ったフォントを選びましょう。

 

大胆なフォントサイズ

文字サイズを大胆に大きくするだけで、文字そのものがデザインになります。太く大きな書体は内容が分かりやすいだけでなく、インパクトと存在感を演出できます。

 

グラデーションカラーを取り入れる

グラデーションカラーを入れるだけで、グッとおしゃれ度を上げることができます。グラデーションカラーを引き立てるためにも、キャッチコピーなど全体のデザインはシンプルなほうがよいでしょう。線や図形との組み合わせ、グラデーションの色使いによっても印象を変えることができます。

 

 

日本ポスティングセンターでは無料超辛口チラシ診断を実施中!

日本ポスティングセンターはチラシのポスティングだけでなく、反響を狙う「捨てられないチラシ制作」のお手伝いをしています。チラシをいくら配っても反響がない場合、もしかしたらチラシのデザインやレイアウトに原因があるのかもしれません。 もし自社でチラシを作ってみたものの「本当にこれでいいのだろうか?」と心配と思われたら、日本ポスティングセンターの「無料チラシ診断」をご利用ください。 これまで培ったノウハウを踏まえ、的確にアドバイスいたします。 診断後、強引なセールスは致しません。適正な診断を行いますので、安心してご利用ください。

「超辛口!!無料チラシ診断」の詳しい内容はこちら↓

~超辛口!!チラシ診断はじめました~

 

その他、ポスティングのお見積りのご依頼、お問合せはお気軽にどうぞ!

 

 

ポスティングの反響率を上げたい方に以下の記事も読まれています!